おかげさまでDD4D BREWINGは、2023年5月30日に4周年を迎えます。そこで、私たちの掲げるビジョン”「誰もが、自分の道を進める世界」をつくる”をテーマに特集ページ『DD4Dみんなのチャレンジ』を公開しました!
DD4Dメンバーの挑戦やオフの姿などを知って頂くことで、クラフトビールを通じて一人でも多くの人の“一歩を踏み出すきっかけ”をつくることができればと私たちは考えています。
SERGE
"探究心溢れる DD4D一早起きの醸造担当"
DD4Dに入ったきっかけは?
元々、クラフトビールに興味がありました。ロンドンのレストランで働いていた2002年に、当時店のフロア下でドイツから来たブルワーがビールを作っている様子を見ていたのが、おそらくクラフトビールとの最初の出会い。本格的にはまったのは2013年頃だから、今から10年前くらいかな。それから、本を読んで情報を集めて、レシピを調べたり、日本に移り住んでからもいろんなクラフトビールを買って試してみたり。その中でDD4Dのことも知って、千舟町がオープンして以来、醸造のことだけじゃなくて全般をお手伝いしていました。当時は英語の先生をしていたから、パートタイムとして。次第に醸造の規模が大きくなって、三津に工場ができるタイミングで、ケイタさんに声をかけてフルタイムで千舟町での醸造を任せてもらえるようになりました。パートタイムで働いていた頃と比べて大きな違いはないけれど、強いて言うなら、いいところに巡り会えて働けて、日々充実して過ごせていることかな!
あなたのチャレンジを教えてください!
シンプルに答えるとしたら、「もっと上手くなりたい(I want to be better in everything.)」 誰だって今の暮らしを維持するだけでも大変で、十分チャレンジだと思うけど。美味しいビール作りのためによりよい環境を作ること、パン作りも、自分自身とも、家族との過ごし方も、昨日より今日、今日より明日、少しずつで良いからどれもいいものにしていきたい。それと、DD4Dに引き続き関わり続けていきたい。今年の初め、メンバーで徳島の2nd Storyさん、和歌山のNomcraftさんを訪れて、それぞれとコラボビールを作りました。そんな風に今年も色んな人と会って、そこでコラボレーションが起きて、面白いビールをたくさん作っていきたい。もっと楽しいことが起きる年になると思います!
DD4Dにいない時、オフの時は何をしてますか?
洗濯、掃除、料理...家のことをしてます。我が家では自分がキッチン担当だから、誰も台所に入れません!(笑)もちろん奥さんもよく料理するから、一緒にキッチンに立つこともあるけれど。食卓で提供する料理は、フレンチ、ブルガリア、ロシアやハンガリー料理...日本で馴染みのある物だけじゃなくて、今まで自分が出会ってきた文化の料理を家族にもたくさん楽しんでもらいたいと思っています。先週末の晩御飯はロールキャベツ。手作りのトマトソースで煮込んで、サワークリームをつけて食べるととっても美味しい!あと、パン作りも大好きです。特に自家製の酵母で作るサワードウが我が家の定番。小麦粉を膨らませて綺麗なパンを焼き上げる酵母は、見ていて飽きない。ビール作りにも言えることですが、野生酵母がその時の環境によって変化して、その働きでパンの出来上がりが毎回変わるところが本当に面白いんです。
お客様へのメッセージ!
Thank you for the support for 4yrs you’ve been with us!
We met a lot of love from customers, and we have new customers.
We’re happy to create beers that you can enjoy.
4年間私たちを支えてくれてありがとうございました!この4年間、DD4Dファンのみなさんから多くの愛をもらい、そして新しいお客さんも増えました。みなさんに楽しんでいただけるビール作りができて幸せです。
ブルガリアの大学を卒業した後イギリスに渡り、ロンドンの創作レストランでシェフとして働く。松山に引っ越してきてからは、英語の先生として働く傍らDD4Dの手伝いをするようになり、2年前の2021年にフルタイムでブルワーとしてDD4Dにジョイン。DD4D一、というか松山でもめったに見ないアクティブ派で、三津のファクトリーから松山まで自転車や歩いて行き来するのは朝飯前。毎週月曜は基本的に千舟町で仕込みをしている。誰よりも早くブルワリーに着いて、パンクロックを流しながら誰よりも早く仕事に取り掛かる。お昼すぎにはひと段落して、誰よりも早くお疲れビールを飲んでいるところが見られるかも。