麦芽カスを再利用して目指す社会

麦芽カスを再利用して目指す社会

おはようございます。愛媛は梅雨あけたかな?今週は快晴が続きそうで何よりです。(ビールの季節が来ましたね!!)

 

本日は「麦芽カスを再利用して目指す社会」について。世間的に意外と知られていないことですが、毎回のビール製造にあたって大量の麦芽カスが廃棄されます。DD4Dは現在1回の仕込みで500Lのビールをつくります。そこで出る麦芽カスは水分を含んで約100kgほど。これが新工場も稼働すると1回あたり500kgほどになる予定です。現在は近隣の鳥農家さんのご協力を得て「ゴミ」ではなく、「飼育用の餌」としてなんとか再利用していますが、新工場が稼働するとさすがに厳しそう。

 

そこで注目したのが、アメリカで大人気中の「スーパーフード」です。スーパーフードとは、「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること」と定義されています。本来廃棄される麦芽カスを乾燥させ、粉砕することで粉として使用できる状態に。この麦芽の粉は通常の小麦粉よりもタンパク質は2倍、食物繊維は12倍ほどあると言われています。

 

麦芽カスを再利用してグラノーラやパン、ケーキなどにアップサイクルするアメリカの新しい風潮。それに見習ってDD4Dも試験的にパン作りをしてみました。

愛媛 クラフトビール 醸造所

写真の通り、かなり完成度の高いカンパーニュ。このパンはDD4Dのメンバーセルゲイさんが麦芽粉を使用してつくりました。外はサクサク、中はしっとり。ほんのり麦の香りがしつつも、シンプルで無駄がない。かなり美味しいカンパーニュです。自画自賛で申し訳ないですが、お世辞ではなく本当に美味しかったのが私の感想。笑

 

今回はパン作りに挑戦してみましたが、麦芽の粉を使用して麺をつくったり、その他全く想像できないものをつくったりと無限の可能性があるスーパーフードの麦芽カス。無駄なゴミを出さずに、再利用することでエコな循環型社会にも繋がる。環境破壊が問題視され、SDGsという言葉が社会に浸透してきた今の時代だからこそ、このような取り組みを率先的にやっていきたいですね。

 

非常に真面目なお話になりましたが、DD4Dはいつも新しいことに挑戦し、常に新しい価値を創造していきたいと思います。それでは、本日も1日元気に頑張りましょう🔥

愛媛 クラフトビール 醸造所 ブルワリー

愛媛のクラフトビール醸造所DD4D BREWING 

 

ブログに戻る